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ソイロは「捨てないチャレンジ」を始めます。

更新日:2022年9月26日

DIY工房スタッフの松本です。


今日は、工房ソイロのスタッフ間でちょっとした話題・ブームになっている「捨てないチャレンジ」をご紹介します。


私たちは、モノづくり、空間づくりを行ったり、ちょっとしたアイディアをカタチにしたりと何かを日々作り続けています。作り続けると言ってしまうと、少しばかり「工場」や「製造業」的な雰囲気もありますが、作るものの殆どが1点ものなので、同じものをいっぱい作るわけではありません。その人・その暮らしに合わせた1点ものですから、完全にオーダーメイドですよね。そうすると、使う材料の種類や大きさも違うし、残る材料も予想がつきにくいものです。そうした端材・残材は、工房に溜まってくると定期的にリサイクル処分場へ持っていっていました。リサイクル処分場では木材を細かくチップにして、木製品の原材料になり、建材などとしてホームセンター等で改めて販売されています。ですから、処分場に持ち込む事自体もリサイクル活動であり、循環社会にとっても悪い事は一つもありません。むしろ、設備が充実していて仕組みも確立されているので、効率はとても良いものになっています。ここで、処分場の写真を見て頂こうと思います。

いかがでしょうか?私個人は、初めて処分場に行ったときは、『・・・家具や木材の墓場だな。』と感じました。モノを作る立場からすると、リサイクルされるとは言っても「捨てられた」光景を見るのは、やっぱり少々心が痛むものです。ここに有るものを作った方の気持ちもあるでしょうし、それを大事に使っていた人の思い入れもあるでしょう。そういったいわゆる「人の気持ち」が漂っているように思います。若干、感情的になっているなぁと自負もしながらですが、そうした気持ちへの配慮や尊敬を持ちつつ、もう少し別の選択肢があっても良いのではないかな、と思い至るのでした。。



捨てるものがリサイクルされるのか、されないのか。

今回、ひょんな事から気が付いた課題をスタッフ同士で話をしていた時に、『実は、捨てたものがリサイクルされる/されないか意識をする事ってあんまりないのでは?』と言う事に気づきました。多忙な毎日の中で、いちいち意識をすることもまた難しいものですが、私たち自身も意識をし切れているかどうか、はやはり疑問が残ります。と言うことは、実は”本当にそのまま捨てられる”ものもあるでしょう。そうした『実際のところ、どうなの?』と言う意識を持つことがまずは第一歩になるのではないか、と結論づけました。ある別の方の話によれば、「リサイクルされるとは言っても、その循環の中で回収→再生→運搬→販売に至る活動の中でCO2も排出されてしまう。だから、そのまま使えるならそれに越したことはない。」と言う事もお聞きしています。


確かに。排出されたものがなるべく近くで、長く使う事ができるならそれも良い事かもしれません。こうしたリサイクルやアップサイクルが当たり前になりつつある社会の中で、ソイロとしても活動を通じて、いわゆる環境配慮への気運を高めるお手伝いができるかも?と思っています。捨てる前に、一旦、考える。自分が使わなくても、誰か欲しい人はいるかもしれない。もっと使ってくれる人もいるかもしれません。



捨てる前にもう一度考えたい。使えるかどうかはアイディア次第。


そんな日々の製作活動から発生した材料を集めて眺めてみました。ある程度の大きさのものは別の何かを作る事はまずまず簡単です。でも、もっと小さいものは、、、どうでしょうか。実はアイディアを出せば、捨てずに済むのでは?とか、もっと言えば、積極的に活用して末永く使えるモノに変換することはできないのか?と言うポジティブなところまで来ています。長く使えればよいですが、仮に捨てられてしまうにしても、少しばかり作る楽しみが得られたりと、捨てる前に何かの意味を持たせることもできるかもしれません。

具体的には、、、端材にマグネットを埋め込んでピンにしたり、プライスタグにしたり、ショップカードホルダーにしたり、と活用方法は幾つも見えてきています。(そう、結構、アイディアって出ますね!)


キーホルダーのワークショップで使っている材料も各種の端材を使っていたりします。


捨てない事もまた簡単です。ただ、それでは限りあるスペースや時間を有効に使えませんし、そもそも、誰かに使って頂いて初めて意味をなすと考えています。やっぱり最後はこうした活動が循環しだす事が一番大切なのだな、との結論に至りました。変換するアイディアも大事ですし、それらを世の中に広げて、届けるアイディアもまた同じように重要であり、皆さんと一緒に考えていきたいテーマになってきました。



ソイロだけではない、モノづくりに付随する課題。

こうした端材・残材は私たちソイロから出てくるものですが、より大きな観点でとらえると、世の中にもこうした事情のものが幾つもあります。むしろ、端材・残材が出ないことの方が少ないのではないでしょうか?モノづくりや生産活動に、つきもの、ですよね。 色々と考えると手が付けられないくらい大きな課題になってしまいますが、まずは自分たちができる事から始めて少しずつ周りに広げていきたいと思います。近々、ソイロからこうした活動を元にしたサービスや製品を自分たちのペースで発表していきたいと思います。まずは皆さんに楽しんでもらって、その先でこんな活動がベースにあるよ、と知って頂けると嬉しいなと思います。これから先、こうした想いから生まれてくるサービスや製品が増えてくると思います。今後にご期待ください。